あかね:前回は、不安障害になりやすい人のことを教えてもらいました。

さいとう先生:そうでしたね!今回は何についてお話ししましょうか?

あかね:では、実際にどうやって対策すればいいのかをお話ししたいです!

さいとう先生:いいですね!では今回は、不安障害の対策に関して考えてみましょう!

厚生労働省の資料をもとに鍼灸師という立場から独自の解釈を入れてお話ししていきます。

不安障害の対策って何があるの?

あかね:でも、対策といってもどんなものがあるのか見当もつかないです……

さいとう先生:そうですよね!対策といっても大きく分けると、「治療」「予防/生活習慣の見直し」があります。

あかね:え?なにが違うんですか?

さいとう先生:簡単にいうと、治療は改善が目的生活習慣の見直しは悪化を防ぐことが目的です。ではまずは、予防から具体的に見ていきましょう!

予防

生活習慣の整備

睡眠の質を高める!

規則正しい睡眠・起床時間、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

過度な飲酒は控える!

過度の飲酒カフェインの摂取軽減させることが予防につながると言われています。

深夜のスマホをやめる!

睡眠の質を高めることにも繋がりますが、夜中のスマホをはじめとする電子機器の使用で脳を刺激することを減らすことが大切です。

ストレスに気付く

不安を溜めない!

「最近、ずっと不安が強い」
「息が詰まる」
「動悸・頭痛・肩こりが増えた」

など、自分の心や体のサインに気づいたら、無理をしない・休む・相談する

人間関係などの工夫

信頼できる人に話す!

信頼できる人(家族・友人・同僚・専門窓口)に「心がしんどい」と話すことで、言いにくい感情をため込まずに軽くする。

職場や学校で、無理な業務や評価管理を減らす、相談体制やサポートを整えるなどの環境調整が、不安の予防につながるとされています

さいとう先生:次は治療についてです。

治療

薬物療法

薬による調整

抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などを、医師が症状に合わせて処方します。

心理療法

認知行動療法で客観的に!

不安を強める「極端な考え方」を見直す「認知再構成」を行う。

「不安になる場面や状況を、少しずつ段階的に慣らしていく」行動療法・暴露法が中心です

これにより、「回避を減らし、不安がだんだん弱まっていく」仕組みを医療として整えます。

生活環境の支援

生活リズムの見直し

休職・休学・労働時間・業務内容の見直し、家族や周囲の理解・サポートを含めた「生活面の調整」が、再発予防に有効と言われています。

その他の選択肢

鍼灸治療

発作や緊張などの原因になる自律神経の乱れにアプローチできます。研究も進んでおり、自律神経への影響は確認されています。

参照論文

カイロプラクティック

脊椎のゆがみを矯正することで神経系へのアプローチができると言われています。自律神経の乱れからくる緊張や症状の緩和に繋がる可能性があると考えられています。

ニューロオリキュロセラピー

耳のツボへの電気的な刺激を通じて、自律神経に直接アプローチする方法です。不安や緊張の緩和に繋がる可能性があると考えられています。

オステオパシー

骨格・筋膜・神経系など身体全体のバランスを整える手技療法です。自律神経への働きかけを通じて、不安障害に伴う身体的な緊張の緩和に繋がる可能性があると言われています。

まとめ

あかね:対策といってもいろんな形があるんですね!

さいとう先生:そうですね!原因が多種多様なので、その方にあった対策を探すところから始まります。

あかね:そういうことですね!要するに、予防をして、もし悪化してきたら、治療しながら悪化を防ぐために生活を見直す。この繰り返しってことですかね?

さいとう先生:理解が早いですね!そういうことです!笑

予防と治療で対策することが一番です!
次回は、薬物療法と心理療法でどれくらい改善しているのかをお話ししていきます。

よくある質問

Q
不安障害の予防ってあるんですか?
A

あります。悪化を予防するために、生活リズムの見直しが行われることが多いです。

Q
不安障害の治療はどんなことをしますか?
A

基本的には、薬物療法と認知行動療法などの心理療法が行われることが一般的です。

Q
その他の選択肢には何があるんですか?
A

今注目されている鍼灸のほかに、ニューロオリキュロセラピーカイロプラクティックオステオパシーなどが有効です。鍼灸に関しては、世界的に研究が盛んに行われています。

この記事を書いたのは

Mysig院長 建部祐也(タテべユウヤ)

横浜市青葉区・藤が丘の鍼灸院

はり師
きゅう師
あん摩マッサージ指圧師 免許保有

当院は、「身体から、安心できる毎日を取り戻す」ための場所です。

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